平成29年11月7日 決算特別委員会 意見開陳

それでは新しいすみだの意見開陳を行います。

平成 28年度墨田区一般会計、国民健康保険特別会計、介護保険特別会計及び後期高齢者医療特別会計の各決算について、認定の立場から意見を申し上げます。

まず平成28年度の一般会計決算ですが、厳しい財政状況の中で、行財政改革を徹底的に実施することを強く要望します。特に、墨田区の経常収支比率は目標値の85パーセントは下回っていますが、増加傾向にあります。少しでも経常収支比率を下げて、新規事業のための予算を確保することを要望します。そのためにも、人件費の削減は重要です。職員の採用については慎重に検討していただきたい。また、業務の効率化と外部委託を積極的に進めていただきたい。

また、公共施設の民間への委託については、墨田区は指定管理者制度を拡大しています。しかし、指定管理者制度が本当に経費の削減と住民サービスの向上になっているのか、厳しく検証していく必要があります。そのためには、まず指定管理の実態についての情報公開が必要です。指定管理団体の法人情報、施設の収支決算、運営協議会の実態などが、区民の誰にもわかる様にホームページで公開されることを望みます。

子育てのしやすい墨田区を作ることは、優先課題です。保育施設の数も増えていますが、保育の質が低下しない様にしっかりと監督していく必要があります。また、墨田区は保育園の指定管理者も増やす方針ですが、指定管理者のモニタリングについての情報を積極的に公開することを要望します。

厳しい経済環境にある多くの区民の生活を守るために、社会的な弱者を守る政策のいっそうの充実が必要です。特に、ひとり親に対する支援、障害者や貧困児童の支援などを更に充実することを要望します。

高齢化社会が進展する今、高齢者のための介護予防活動のいっそうの充実が必要です。墨田区は健康寿命UP大作戦を実施していますが、効率的に効果のあるプログラムの実施を望みます。

また、将来の墨田をになう子どもたちの学校教育の充実は重点課題です。今年度の学力調査によれば、墨田区の子供達の学力が向上しています。今後は学校間の格差をなくすように、きめの細かい対策を要望します。

文部科学省は、いま英語教育の大改革を行っています。これまでのリーディング、文法中心から、スピーキングも重視した英語教育に変わります。学習指導要領も大きく変わりますので、墨田区の小学校、中学校での英語教育の改革への積極的な取り組みを要望します。大学の英語教育専門家をアドバイザーとして活用することも是非検討していただきたいと思います。

また、登校拒否など学校に行けない子どもの対策や、いじめのない学校をつくる対策も着実に進めていただきたい。

国際観光都市墨田を実現するために、両国地域の観光振興策の着実な実施を要望します。
横網町公園のトイレの整備や外国人観光客のための外国語の案内表示について、早急に東京都と協議することを要望します。

吾妻橋観光案内所については、立地が悪く観光客が立ち寄りにくい場所ですので、集客について特に努力していただきたいと思います。「うるおい広場」におけるイベント開催についてはたいへん大事ですが、現在のグリーンマーケット墨田も、マンネリ化しています。
墨田区には民謡、日本舞踊、たいこなどの様々な文化グループがあります。これらのグループは墨田の貴重な観光資源です。これらのグループを積極的に活用して、外国人観光客も集められるイベントを考えていただきたい。

オリンピック・パラリンピック開催中は、墨田区が毎日イベントを開催することになると思います。来年度からいろいろ企画して、
ノウハウを学んでいただきたいと思います。

最後に、国民健康保険特別会計、介護保険特別会計及び後期高齢者医療特別会計については、高齢化の進展とともに年々保険料はあがっており、区民にとって大きな負担となっています。無駄のない事業の実施と効率化を強く要望します。

以上です。