平成30年9月定例会一般質問 新しいすみだ 井上ノエミ質問

外郭団体の組織改革について

1.6月の定例会においては、山本区長に墨田区の行財政改革についてお伺いしました。現在、墨田区においては事業の見直しや経費の削減について真剣に取り組んでいると理解します。しかし、墨田区では多くの事業を外郭団体や指定管理者に委託しています。いくら墨田区本体で経費を節約しても、事業を現場で実施している団体が事業を効率的に実施しなければ、行財政改革の目的を達成することはできないと思います。例えば、墨田区文化振興財団には財団運営補助金として年間6500万円を補助しています。また、社会福祉事業団にも運営補助費として年間1億1500万円出しています。墨田まちづくり公社には運営費を1億1700万円補助しています。これらの外郭団体には、これ以外にも多額の事業費を出しています。したがって、私はこれらの外郭団体でも行政改革を徹底的に行うべきと思います。福祉の現場で働いている人を減らすことは難しいですが、それ以外の分野で事務の効率化をはかることや組織の改革をして効率化を計ることが必要と思います。そこで山本区長にお伺いしますが、外郭団体の行政改革、つまり組織の改革や経費の削減、事業実施の効率化などについて区長はどの様に考えているのか、また、どの様に取り組むお考えなのかお伺いします。また、墨田区で実施した様に、コンサルタントを使って組織や事業を見直す必要があると思いますが、区長のご見解をお伺いします。また、指定管理団体についても、真剣に経費の削減に取り組んでもらう必要があると思いますが、区長のお考えをお伺いします。

墨田区役所における公文書管理について
2.次に、墨田区役所における公文書管理についてお伺いします。国会ではここ数年、公文書の廃棄が大きな問題となっています。そこで墨田区ではどうなっているのでしょうか。平成16年に墨田区は文書管理規定を定めています。それによれば、公文書の保存年限が決められています。内容によって1年、3年、5年、10年となっています。私は、この規定は古すぎると思います。コンピューターや電子データの進歩が当時とは違い、たいへん便利になっていて、文書はPDFなどで簡単に保存できます。また場所もとりません。したがって文書は簡単に電子データとして永久に保存することは可能です。特に、現在は情報公開条例もありますし、行政の透明化が住民からも強く要求される時代です。都合の悪い書類を廃棄すことは、決して許されるべきではありません。私は基本的にすべての公文書は電子データとして永久保存するべきと思います。また、熊本県や札幌市では、文書を廃棄する場合には、第三者機関を設置して文書をチェックしています。また、公文書管理の条例を制定している自治体もあります。山本区長に墨田区における公文書の廃棄の実態と今後の公文書管理の方針についてご見解をお伺いします。
公園整備について
3.次に公園の整備についてお伺いします。今年の2月の定例会でも、横網町公園のトイレの整備についてお伺いしました。横網町公園は東京都慰霊堂もあり、最近では外国人の観光客も多く訪れています。両国地域では、刀剣博物館もできましたし、安田庭園の整備も進んでたいへん魅力的な観光スポットになりました。前回お伺いした時には、墨田区が設置したトイレが2箇所あるので、東京都と協議するとのご答弁でした。洋式トイレが必要ですので、是非ここは優先的に整備していただきたいと思いますが、その後の東京都との協議の経過について伺います。

次に公園におけるイベント開催のための施設整備について伺います。 
先日、錦糸公園に行きましたら、墨田区が設置した携帯電話の充電ができるソーラー・スタンドがありました。これは、イベントの時や災害の時などにたいへん役に立ちますので、素晴らしいアイディアだと思います。もっと数多く設置してもらいたいと思いますが、企業などにスポンサーになってもらえば予算が節約できます。是非、企業に働きかけていただきたいと思いますが、区長のご見解を伺います。

また、錦糸公園などの大きな公園では、イベントが多く行われています。イベントの主催者からは、水道がないのでたいへん不便との意見があります。また、ホースなどの備品をしまう管理小屋もあったら便利という意見もあります。是非、この様な声を反映して公園を整備していただきたいと思います。山本区長のご見解をお伺いします。

障害者の雇用対策について
4.次に障害者の雇用に関連してお伺いします。最近、中央省庁での障害者雇用の水増しが大きな問題になっています。障害者雇用促進法が制定されて、中央省庁が率先して障害者の雇用義務を果たすべきであるのに、ほとんどの省庁で水増しされていたというのは、たいへん驚きます。今年度からは法定雇用率も引き上げられて、自治体は2.5%になりました。墨田区でも水増しがあった様ですが、現在の障害者雇用率について教えてください。また、どの様な障害の方がどの様な職種についているのか教えてください。

 次に、区内の障害者施設で実施中の新商品開発支援事業についてお伺いします。これは「すみのわ」と呼ばれていますが、施設で障害者の方々に、デザイナーや地元企業と連携して様々な製品を作ってもらう事業です。製品は、カレンダー、アクセサリーなどさまざまあります。材料は地元の企業から廃材を提供してもらいコストを下げる工夫をしています。この事業は障害者の方にとってはとても良い就労の機会だと思います。また、パラリンピックもありますので、製品を民間企業のノベルティとして使用してもらうなど、販売でも期待できると思います。ただ、製品を作る時に、品質を保つためには十分な指導が必要です。専門家が作り方を教えて、あとは施設の職員の方が指導して制作するのでは品質の良い製品を作るのは、なかなかたいへんなようです。製造工程においても、職人や専門家の指導を密接に受けられる様な体制が必要と思います。この辺りを改善して、より良い事業にしていただきたいと思いますが、山本区長のご見解を伺います。

学校教育について
5.次に加藤教育長に4点お伺いします。今年の夏はたいへんな猛暑でした。政府も全国の小中学校にエアコンを整備する方針の様です。幸い、墨田区ではすべての教室にエアコンがありますのでたいへんよかったと思います。ただ、エアコンは電気代も相当かかりますし、きちんとメインテナンスをしないとカビが発生して病気の原因にもなると言われています。エアコンの電気代に関しては、最近よく言われていますが、エアコンをずっとオンにしておいた方が電気代を節約できます。我が家もマンションですが、エアコンは1日中つけています。逆に、切ったりつけたりすると電気代がかかります。学校では何台もエアコンを使用していますから、室温をなるべく一定にしてエアコンを入れておいた方が電気代を節約できると思います。現在、学校ではどの様なエアコンの使い方をしているのか加藤教育長にお伺いします。また、エアコンはフィルターを定期的に掃除しないと効果がなくなりますし、電気代もかかります。フィルターの掃除は簡単ですので、職員でもすぐできます。夏の前と終わりに必ず掃除して電気代を節約する様にしていただきたいと思います。また、エアコンのクリーニングは最低2年に1回は必要です。これをやらないとカビが発生する可能性もあり、子どもたちの健康に影響がでます。学校のエアコンは数が多いので定期的にやるとかなりのお金がかかります。各学校で業者に頼むより、教育委員会として一括して業者と契約した方が安くできると思います。現在、学校でのエアコンの維持管理はどの様にやっているのかお伺いします。

次に、今年の様な猛暑における野外活動についてお伺いします。今年の夏には、愛知県の小学校で1年生の児童が野外活動の後に熱中症で死亡する事件がありました。そのために、多くの保護者は、自分の子どもが学校で死んでしまうのではないかと心配した様です。まだまだ猛暑が続きますので、墨田区ではこの様な事故が決して起こらないようにしていただきたいと思います。そこで加藤教育長にお伺いしますが、墨田区では気温が35度以上の場合に学校での課外活動や体育を禁止していたと思います。私は35度は少し高すぎると思います。また、小学校低学年と中学校では子どもの体力も違いますので、もう少しきめの細かい指示が必要になると思いますが、今年の夏はどの様な指示をしていたのかお伺いします。とにかく、事故が起きてからでは遅いですから、「子どもたちに無理をさせない。」を原則に、子どもたちの生命と健康を守っていただきたいと思いますが、加藤教育長のご見解をお伺いします。

次に、子ども達のランドセルやカバンが重すぎる問題について伺います。文部科学省が学校に教科書を置いたりして軽くするように通達を出すということですが、この件について加藤教育長にお伺いします。ランドセルが重すぎるという苦情は全国的には多くあります。加藤教育長は墨田区の実態についてどの様に考えているのかお伺いします。また、重すぎるという現状でしたら、どの様に対処するのか合わせてお伺いします。

次に、学校における給食費の徴収についてお伺いします。学校における給食費は私費会計ということでほとんどの自治体では学校で徴収されています。しかし、文科省はこの度、教員の負担削減ということで、地方自治体が直接徴収する方針を決めた様です。これについて、墨田区としてどう対応するのか加藤教育長のご見解をお伺いします。また、私は将来的には、墨田区では給食費を無料にするべきと思います。予算的には、数億円はかかると思います。しかし、私は必要だと思います。

ブロック塀について
6.次に、今年6月の大阪の地震では、高槻市の小学校のブロック塀が倒れて児童が亡くなるという悲惨な事故がありました。その後、墨田区でも通学路の調査があり、危険なブロック塀が見つかったと思います。私は平成28年の決算委員会でブロック塀の危険性について指摘しました。また、今年の産業都市委員会でも実態調査が必要との意見がありました。区でもいろいろ検討されていると思いますが、地震はいつ起こるかわからない状況です。現時点でのこの問題についての墨田区の対応について山本区長にお伺いします。