「墨田区総合的人事戦略(案)」について伺います。
墨田区の職員の採用は、主に特別区職員採用選考によっています。
優秀な方が墨田区の職員を希望する様に、他の特別区より魅力のある人事戦略を作っていただきたいと思います。
1.7ページの休職者の増加について伺います。現在31名が精神疾患を理由として休職中です。墨田区の様な大きな組織ですのである程度の休職者は仕方がないと思いますが、この数字についてどの様に認識しているのか伺います。組織の体質や人間関係がひとつの理由になる場合も多いと思います。パワハラのない風通しのいい組織を作るために、最近の民間企業、外資系企業などの組織運営などが参考になると思います。ご見解を伺います。
2. 20 ページの「時代に即した専門性を確保する」について伺います。
若い職員に魅力のある墨田区にするためには、自分が成長できる墨田区だと感じてもらう必要があると思います。そのためには、自己啓発は積極的にサポートするべきです。「長期の海外留学」、「青年海外協力隊への派遣」も認めるべきだと思います。また、外国語学習への支援、TOEICなどの外国語検定の受講料の支給など、国際化に関係した視点が抜けています。是非入れてください。また、海外姉妹都市との職員交流など国際観光都市を目指しているわけですから検討する必要がありますが、ご見解を伺います。
3. 23ページの施策2-1「職員のキャリプラン形成を支援する」について伺います。
この部分も非常に重要だと思います。ただ、Generalist に対するSpecialist のキャリアプランがよく見えません。最近は専門性がたいへん高度になってきています。Generalist では外部の専門家と太刀打ちできない場合も増えています。区役所でも専門家を育てる必要があると思います。例えば、福祉分野、観光、災害対策や財務などの専門家になりたい方には、その分野の専門家になれるキャリアを用意してあげるべきです。将来、墨田区職員から大学教授に転職する人がでるぐらいになってもらいたいと思います。ご見解を伺います。
4. 最後に職員のリフレッシュ休暇制度の導入について提案したいと思います。日本の組織では、長期休暇を取る文化はありませんが、欧米では当たり前です。目黒区では数日間のリフレッシュ休暇を導入していますが、実際に数日間であまりリフレッシュしないと思います。
15年勤務したら最低1ヵ月間程度のリフレッシュ休暇があると本当にリフレッシュできると思います。無給で有給休暇を貯めておいてとる制度にすれば区にとっての負担は少ないと思います。是非検討していただきたいと思いますが、いかがでしょうか。伺います。
以上