12月6日 区民福祉委員会

議事
(1)付託議案の審査
  ア 議案第50号 墨田区心身障害者通所訓練所条例の一部を改正する条例
    原案どおり可決すべきものと異議なく決定した。
  イ 議案第46号 令和4年度墨田区国民健康保険特別会計補正予算
    起立表決の結果、原案どおり可決すべきものと決定した。
  ウ 議案第47号 令和4年度墨田区介護保険特別会計補正予算
    起立表決の結果、原案どおり可決すべきものと決定した。
  エ 議案第48号 令和4年度墨田区後期高齢者医療特別会計補正予算
    起立表決の結果、原案どおり可決すべきものと決定した。
  オ 議案第61号 いきいきプラザの指定管理者の指定について
    原案どおり可決すべきものと異議なく決定した。
  カ 議案第62号 すみだステップハウスおおぞらの指定管理者の指定について
    原案どおり可決すべきものと異議なく決定した。
(2)付託陳情の審査
  ア 固定資産税及び都市計画税の軽減措置の継続に関する陳情 外1件(第7号)
    採択すべきものと異議なく決定した。
(3)当委員会所管事項について
  ア 令和4年度墨田区一般会計補正予算における事務事業のあらまし
    理事者から説明を聴取し、質疑応答を行った。
  イ 理事者からの報告事項
    次の事項について、報告を聴取した後、質疑応答、意見交換を行った。
  (ア)旧立花中学校跡地の活用について
  (イ)「墨田区受動喫煙防止のための取組方針」について
  (ウ)ひきこもり支援推進事業について
  (エ)障害者基幹相談支援センターの設置について
  (オ)新保健施設等複合施設整備(保健所)の進捗状況について
  ウ その他
    次の事項について、質疑応答、意見交換を行った。
  (ア)中等度難聴児の補聴器購入費助成について
  (イ)両親学級等の拡充について
  (ウ)アピアランスケア及び帯状ほうしんワクチン接種に係る東京都の補助事業の活用について
  (エ)窓口におけるキャッシュレス決済の利用促進及び対象の拡大について
          ----------------------
             会議の概要は、次のとおりである。
                              午後1時00分開会

○委員長(とも宣子) 
 ただいまから区民福祉委員会を開会いたします。
 初めに、各委員及び理事者に申し上げます。
 新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から、発言内容は簡潔明瞭にしていただき、会議時間の短縮に努めていただきますよう、ご協力をお願いいたします。
 それでは、議事に入ります。
 付託議案の審査を行います。
 議案第50号 墨田区心身障害者通所訓練所条例の一部を改正する条例を議題に供します。
 本案について理事者から説明を聴取いたします。

◎福祉保健部長(関口芳正) 
 ただいま議題に供されました議案第50号 墨田区心身障害者通所訓練所条例の一部を改正する条例についてご説明申し上げます。
 お手元の資料、墨田区心身障害者通所訓練所条例の一部を改正する条例(案)新旧対照表をご覧ください。
 本案は、亀沢のぞみの家の長期計画修繕に伴い、当該修繕期間における亀沢のぞみの家の位置を仮施設を設置する位置とするものでございます。
 仮施設は、ステップハウスおおぞらが令和5年1月中旬に移転した後の施設でございます。
 改正条例の施行日は、墨田区規則で定める日としております。
 以上で説明を終わらせていただきます。よろしくご審議のほどお願い申し上げます。

○委員長(とも宣子) 
 ただいまの説明について、何かご質疑、ご意見はありませんか。

○委員長(とも宣子) 
 委員会を再開いたします。
 休憩前に引き続き議事を進めます。
 先ほどの報告については、報告された順に1件ずつご質疑、ご意見を承ります。
 初めに、旧立花中学校跡地の活用について、何かご質疑、ご意見はありませんか。

◆委員(井上ノエミ) 
 旧立花中跡地ですが、賛育会病院がこの土地を利用してくれるのは大変良い提案です。ただ、電車の駅から少し遠いので、交通のアクセスが悪いのが心配です。アクセスが悪いと、病院の経営にも影響します。この点について、賛育会との協議ではどのような話があったのか、伺います。

◎企画経営室参事(大竹恵介) 
 この土地を活用するということで、賛育会からいろいろお話を聞いている中なんですが、今の太平にある賛育会病院と錦糸町駅との間を、地図上で直線距離で見ますと大体600メートルぐらいの距離なんです。今度の立花中学校の最寄りの駅というのが東武亀戸線の東あずま駅なんですが、これが直線距離でいきますと400メートルで、もう一つ、小村井駅からいきますと600メートルということなんですけれども、その意味では、特に電車での不便というのはないのかなというところで、賛育会からは、特に経営上、交通が不便というところの話は聞いてはいないところでございます。

○委員長(とも宣子) 
 次に、ひきこもり支援推進事業について、何かご質疑、ご意見はありませんか。

◆委員(井上ノエミ) 
 私は、ひきこもり対策特別委員会のメンバーでしたが、今回、非常に詳細なロードマップを作成していただき、ありがとうございます。是非スピード感を持ってやっていただきたいと思います。
 すみだみんなのカフェですが、ユートリヤで毎月開催しています。大変頑張ってやっていただいていると思います。ひきこもりの方々に居場所をつくることはとても大事ですから、是非南部でもやっていただきたいと思います。
 ロードマップだと、令和5年度は拡充しないようですが、少なくとも1年以内には南部でも設置するスピード感でやっていただきたいと思います。ご見解を伺います。

◎福祉保健部副参事(平井千枝) 
 まずは、すみだみんなのカフェを評価していただきまして、ありがとうございます。
 すみだみんなのカフェは、自殺対策事業で居場所づくりを目的としており、令和5年度も同じ形で継続実施を予定しております。
 今回は、ひきこもりに特化した事業の検討をさせていただいており、家族会専用相談窓口、居場所づくりを行っていく、ひきこもり支援推進事業のご報告となってございます。
 今後は、役割分担をして取り組んでまいりたいと思っておりますが、家族会の立ち上げや居場所づくりに関しましては、すみだみんなのカフェの運営を参考にしながら進めていく予定です。
 具体的には、ひきこもりに特化した家族支援のために、新たに設置する家族会では、専門家のファシリテーターが、オープンダイアローグの手法を用いてグループワークを行うことで参加者同士が交流し、経験談を語りながら、家族間の関係性の改善を目指します。専門家によるライフプランの講座や講演会も予定しております。
 また、家族以外で、同じ経験者などと安心して過ごせる、ひきこもりに特化した居場所づくりがすごく大切なんですけれども、ひきこもりのご本人がすぐに集まってくださるということは少し想定しづらいので、専用のホームページなどでの広報活動とセットで、まずは家族支援専用相談窓口の設置を優先させていただき、体制が整い次第、この居場所づくりにも着手していきたいと考えております。

○委員長(とも宣子) 
 ほかになければ、以上で、区民福祉委員会を閉会いたします。
 長時間お疲れさまでございました。
                              午後4時49分閉会