3月27日 企画総務委員会

◆委員(井上ノエミ君) 
 まず、大学誘致について伺います。
 このたび念願の大学誘致が実現したわけで、大変すばらしいことだと思います。職員の皆様のご尽力に対して心から敬意を表したいと思います。
 旧西吾嬬小学校と旧曳舟中学校の跡地に関しては、国立大学ですから、国の予算が認められないと先に進めないという限界があります。しばらくそのままになるようでしたら、跡地を臨時に子どもたちのためのサッカーコートに整備して使用してはどうでしょうか。区内には、子どもたちがボールで遊べる場所があまりありません。いかがでしょうか。

◎企画経営室参事(渡辺一夫君) 
 大学誘致に関連して、学校跡地をしばらく使わないようであれば、臨時的に子どもたちのためのサッカーコートを整備してはどうかという提案です。
 用地使用の時期については、まだ明確には定まっていませんが、今年度、千葉大学と協議を進めて、中小企業センター以外に本区へ更なる進出を受けてどのように活用するかを基本に考えていきたいと思っています。
 また、用地に余裕がある場合は、他大学との協議も進めて、検討を行っていきたいと考えています。
 平成29年度に学校施設の配置の構想も伴う予定ですので、この跡地の臨時的使用については、その検討状況を見ながら検討したいと考えておりますので、ご理解をお願いいたします。

◆委員(井上ノエミ君) 
 次に、新保健センターの整備について伺います。
 新保健センターについては、区民から意見聴取をしています。これまで向島地域、本所地域にそれぞれあった保健所が1カ所になるわけですから、区民にとっては、大変不便になります。区民からは、この点についてどのような意見があったか伺います。

◎企画経営室長(関口芳正君) 
 懇談会の区民委員、特に向島地域の方から交通上、少し遠くなるというご意見をいただいており、交通上、何かしらの配慮をしていただけないかというご要望も受けたところです。
◆委員(井上ノエミ君) 
 最後に、オリンピック・パラリンピックの基本方針についてお伺いします。
 この基本方針には、さまざまな具体的な事業が提案されています。既に実施中の事業もあります。また、これから始まる事業もあります。2020年まであと3年しかありません。具体的な実施計画をなるべく早く立てて事業を開始しないと間に合いません。今後どのようなスケジュールでやっていくのかお伺いします。

◎総務部副参事(吉田章君) 
 この計画、この基本方針を定めるに当たって、各庁内における各主管課に調査をかけて事務事業を整理させていただいたところです。そういった形で整理させていただいているので、幾つかの事業がこの中に集約されているものもあります。例えば一つの事務事業の名称であっても、その中身が複数になっているものもあるので、この基本方針の中では、その個別のタイムテーブルといいますか、年度ごとのスケジュールは載せることはできませんでしたが、そういった状況で調査したものです。各主管課では、年度ごとの事業計画を持って推進していく前提に立っているので、そのようにご理解いただければと思います。